推しのプロ野球選手が戦力外通告を受けた話

※この記事は、AnotherVision Countdown Calendar 2021の12/27日分記事の片割れです*1

もう片方はこちら↓

(ここにリンクが入ります)

 

 

 

 

 

 

 

はい。えー、お世話になってます。

 

 

 

AnotherVision*27期のらいあです。

まず自己紹介を。

 

・役職

副代表 

・今年の実績

東大ナゾトレSEASONⅡ第8巻*3に出演していました

・好きな球団

横浜DeNAベイスターズオリックスバファローズ*4

・推しの乃木坂46メンバー

伊藤理々杏、山崎怜奈、田村真佑、星野みなみ与田祐希、佐藤璃果*5

・推しの櫻坂46メンバー

田村保乃*6

*7

・プロセカの推しキャラ

小豆沢こはね、東雲絵名、鳳えむ*8、桐谷遥

・推しウマ娘*9

マヤノトップガンメジロアルダン

 

 

 

 

 

 

 冒頭の挨拶は、M-1で2位だったオズワルドさんの漫才の挨拶をお借りしました。1本目面白かったぁ……*10公式YouTubeで(たぶん期間限定で)見られるので全人類見てほしいです↓


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あと僕が好きなネタ↓


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さて、タイトルにもありますが、僕の推しであるプロ野球選手が「戦力外通告」を受けました。

 

 

 

オリックスバファローズの榊原翼投手です。*11

 

 

 

 

榊原選手を一言で表すと、、「投げっぷりの良い広瀬すず」です。

広瀬すずってどういうこと?」と思った方は、今年パ・リーグで実現した「広瀬すず(投手) vs 広瀬アリス(打者)」を見てください。


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ちなみにこの試合の榊原投手の成績は、

 

2 1/3回 被安打4 四球5 奪三振2 失点4(自責点 4) 防御率15.43*12

 

でした。そしてこれが2021年最初で最後の1軍出場だったため、これがそのまま2021年の成績となりました。

そして10月になると、戦力外通告を受け、支配下登録からは外れることになりました。

 

 

いま、支配下登録から"は"外れる、と書きました。

ですが、榊原投手はプロ野球選手でなくなるわけでもなく、オリックスから退団することもありません。実際、榊原投手はオリックスと2022年の選手契約を結んでいます。

 

しかし、育成選手としての契約となっています。

 

 

ここで、日本のプロ野球の「支配下登録」と「育成契約」の違いについて説明します。

支配下登録は、「1軍の公式戦に出場できる選手の枠」です。この時期たまにテレビに出てくるプロ野球選手は皆この支配下登録です*13

一方、育成選手は、その名の通り「支配下登録に上がることを目標として、球団が育成する枠」のことです。

 

「じゃあみんな支配下登録でいいんじゃない?」となった方もいるかもしれません。しかし、支配下登録には「1チームあたり70人まで」という制限があります。そのため、球団から「この選手はうちの1軍で戦えるレベルにはない」と判断されてしまった場合、その球団の支配下登録から外されることになります。

 

 

これが「戦力外通告」です。

 

 

少し嘘をつきました。戦力外通告には、もう少し種類があります。

 

支配下登録選手、あるいは育成選手に対して戦力外通告し、その選手とは次の年の契約を一切結ばないケース

→一般的にイメージされる「戦力外通告」がこれかもしれません。

 

支配下登録選手がケガなどのため1軍の公式戦に出場できる状態でなく、回復に時間がかかるため戦力外通告し、支配下登録から外して育成選手として契約するケース

→今回の榊原投手のケースと似ているかもしれません。このケースで多いのは、トミージョン手術*14により実践復帰まで1年以上かかることが想定されるケース。*15

 

・最初の育成契約から3年経過、あるいは支配下登録だった選手が育成契約になってから1年が経過し、制度上戦力外通告を行わなければならないケース

 

(・戦力外通告ではないが、支配下登録の選手に対して次の年の契約を球団が提示せず、自由契約にするケース

→今年生まれた「ノンテンダーFA*16」と呼ばれるものです。)

 

いずれのケースでも、戦力外通告を出した球団ではない球団が、その選手に対して契約を行うことができます。

 

 

さて、榊原投手は2022年から育成選手として過ごすことになりますが、ここから支配下登録を(再び)勝ち取るには熾烈な競争が待っています。なぜなら、

 

現時点(2021/12/28)でのオリックス支配下登録:65人

支配下登録の上限:70人

これから支配下登録になれる人数:5人

現在のオリックスの育成選手:17人

 

つまり、5/17の狭き門を潜り抜ける必要があり……

 

 

 

少し違います。

 

これから、

・新たに外国人を補強

自由契約になっている選手を獲得

・金銭トレードで選手を獲得

メジャーリーグなどから日本人が帰ってくる*17

など新たに支配下登録選手を獲得する可能性があります。

なので、5-α/17 の狭き門を潜り抜ける必要があります。

 

 

 

きつそう……

 

 

 

 

どの球団でもそうですが、育成選手が支配下登録に昇格する、そして1軍の舞台で活躍するのは簡単ではありません*18

 

 

 

ですが、

 

 

 

 

 

 

 

がんばれ榊原!!!

 

 

 

 

 

 

 

再びマウンドで躍動する榊原を見られることを願っています。

 

 

この人ベイスターズファンのはずなんだけどなんでオリックスの選手について熱くなってるんだろうな……

*1:ところでこの記事が投稿されたのは、、、

*2:ここに注釈を1つ挟むと、一瞬7期ではないように見えてしまう

*3:https://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594089153

*4:今年の日本シリーズは楽しかった

*5:順番は「推しになった順」で、推しの中のランク付けではないです。

*6:写真集「一歩目」、良い。

*7:日向坂46は、丹生明里推しになりかけている

*8:星4が出ない…

*9:トレーナーID442011603です

*10:2本目つまらない、ということではないです。

*11:125 榊原 翼選手名鑑2022 |オリックス・バファローズ

*12:要するに悪い成績

*13:たぶん

*14:肘の靱帯が損傷した選手(主に投手)に対して、体の他の箇所などから靱帯を持ってきて移植する手術。大谷翔平なども経験しています。

*15:読売ジャイアンツはこのケースの育成契約を2021年オフにたくさんやった。

*16:フリーエージェントカタカナ語だと「自由契約」とは違う意味になりますが、それを書くと記事がもう1本できます。

*17:たぶんない

*18:ソフトバンクの千賀とか甲斐とかはこれをやってのけて、さらに日本代表になってオリンピックで金メダルを取った人たちです。バケモン。